VAAN（ヴァン） -空に自由を描く少年
■Age：17 ■Race：Hume race
帝国の支配下におかれた旧ダルマスカ王国のダウンタウンで暮らすヴァンは、明るく前向きな少年。
しかし今の境遇に満足しているわけでもなく、自分を縛る国家や民族から解放されたいと自由を求めていた。
いつか空賊になって大空を飛び回りたいと考えている。
自由を望み、空を夢見る少年。帝国の侵略を受け、唯一の肉親であった２歳年上の兄レックスを失う。現在はその占領下にある旧ダルマスカ王国のダウンタウンで暮らしている。明るく前向きな性格で、いつかは空賊となって自由に大空を飛ぶことを夢見ている。
アルケイディア進駐軍の新たな執政官ヴェインを一泡吹かせようと宝を盗みに居城へ侵入をはかる。お宝（魔石)を盗むがバルフレア・フランが横取りしようとした為争いになる。後に彼等が空賊とわかり、仲間に。さらに時を同じくして帝国に反旗を翻す旧ダルマスカ王国軍のレジスタンスが攻め入り、城内で行方不明となっていた王女アーシェを目撃し、救出。アーシェ達と共に脱出する。
このように、平凡な暮らしに飽き、冒険にあこがれる、どこにでもいるような少年だったが、ひょんなことからさまざまな人たちと出会い、世界を冒険することになる。そしてそれらの出会いを通し、彼の運命は大きく動き始める……
夢は大きいが、その夢をかなえるだけの実力と才覚、行動力は持ち合わせているようだ。その表情には、まだあどけなさを残しているが、その瞳は常に未来へと向けられている。まだ若く未熟で、ひたむきに行動しようとして失敗することも。だがアーシェとの出会いをきっかけに、国家の運命を左右する大きな流れへと巻き込まれる。そのなかでさまざまな人と出会い、成長してゆく。
◆補足◆
17歳。アルケイディア帝国に支配された旧ダルマスカ王国の王都ラバナスタのダウンタウンに暮らす。アルケイディア帝国がダルマスカ王国を侵略し、支配下に収めた2年前の戦い(ダルマスカ戦役)で唯一の肉親であった兄レックスを失い、天涯孤独の身になる。そして2年後、兄の敵であるアルケイディア軍の男が、ラバナスタに新執政官として赴任してきた。彼は敵討ちのため、執政官の王宮へと侵入し、そこでアーシェと運命的な出会いを果たす。天涯孤独の身でも明るく前向きに生きているヴァン。そんなヴァンの素行がアーシェの心をほすぐきっかけになる。そんなふたりの出会いから『FF12』の物語は始まる。ヴァン自身はいまの境遇に満足しているわけではなく、自分を縛る国家や民族から解放された自由を求めている。いつの日か自分の飛空艇を手にし、空賊として大空を飛び回りたいという夢を持つ。同じダウンタウンに暮らす少女、パンネロとはダルマスカ戦役後に出会い、ボーイフレンド未満の良い関係。ヴァンもパンネロが働く店の店主ミゲロから仕事を受けることがある。
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